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時代箪笥の木庵田中は明治時代の和箪笥(骨董たんす)をリホームリメークして今の生活に使える時代箪笥を販売する京都の家具屋です。

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エッセイ 右往左往item list

右往左往は1月4月7月10月に更新します。


木庵の日々の出来事をつぶやいております。どうぞお楽しみください。
 

右往左往 2025 04

毎日走り回っているつもりでも所詮大自然の掌で右往左往しているのが関の山そんな私のひとりごと(紫野 木庵 庵主 公童法師)No116 

色即是空(しきそくぜくう)ある夜師の山坊に風呂先屏風が届いた。黒の漆塗り枠に無地の鳥の子和紙、そこに「色即是空」を書いて頂きたいとのご依頼だった。煙草をくゆらしながら「茶席に色即是空か、うーん」と考えられ「色即是空だけではあかん、空即是色が大事なんやで」と左面に色即是空右面に空即是色と横書きされた。その当時の彼には何故空即是色がなぜ大事なのかわからなかった。NHKのテキスト「般若心経」の著者佐々木閑先生と薬師寺の高田好胤氏によると目に見える物の世界物資的要素()実態がないという目にみえない心の世界()でありこれが「色即是空」実態がないという目にみえない心の世界()目に見える物の世界物質的要素()でありこれが「空即是色」。目に見える物の世界物資的要素()実態がないという目にみえない心の世界()と別のものでなく、実態がないという目にみえない心の世界()目に見える物の世界物資的要素()と別のものではない。目に見える物の世界物質的要素()実態がないという目にみえない心の世界()なのであり、実態がないという目にみえない心の世界()目に見える物の世界物質的要素()なのである。そしてお互いが一体となり豊かに調和して成り立っている。これではチンプンカンプンだが最近彼は一つ思いついた。昨日高校の同級生から同窓会の連絡があった、かれこれ何十年ぶりだ。一人が飲み会に誘ったのがきっかけだそうで彼も参加することにした。卒業アルバムの写真は皆若いがどんなジジイになっているか楽しみでもある。同窓生は普段実態がないという目にみえない心の世界()だが同窓会で集まると目に見える物の世界物資的要素()となり高校時代に皆戻れる。同窓会が終わり皆帰路に着くと実態がないという目にみえない心の世界()となる。この「空」の思想はすべてのものに実態がなく常に変化する「諸行無常」なのだ。だから今ある悲しみも苦しみも怖がることはない。又この般若心経で大事なのは最後の真言 (羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶)で「行った者よ、行った者よ、彼岸に行った者よ、向かい岸へと完全に行った者よ 悟りよ 幸あいあれ」の部分。そこまでは薬の効能書きのようなものだが、此の真言部分を唱えることで功徳があると言われています。
 
    
 

  桜咲き 鳥さえずる この(くに)に 真言唱え 祈る我かな (公童法師) 

いろは説法9(さとりのしゅんかんにぼんのうがくる)法語7日は「悟りの瞬間に煩悩がくるです。般若心経の「色即是空」「空即是色」自分なりに理解しようと何回も読み直すが「ああそうか」と思った次の日「やっぱりちがうなー」と言うことになる。朝夕の法要で唱えるお経だが「何が書いてあるのですか」と問われると日本語訳だけ説明してもお分かり頂けない。お釈迦様の説かれた「五蘊」「十二処」「十八界」のお話しをし「諸行無常」(この世の中に常であるものはなにもなく、たえず変化している)「諸法無我」(本来これが自己だと言えるような究極の自己はどこにも存在しない)更に「四諦」「八正道」「輪廻」を説明し「自利」「利他」「回向」の考えがお釈迦様の時代の教えと大乗仏教とでは違うこと言うお話しすることとなります。そしてこの般若心経は大乗仏教の祖師たちがお釈迦様の教えを受けつつ大きく乗り越え「とらわれない、こだわらない、かたよらない、ありのままの心」に空のもつ大宇宙を見つけられたのだと彼は悟ったのか?明日眠りから覚めた彼はまたもや次の煩悩に出会うだろう。「悟りの瞬間に煩悩がくる」師の教えは今もつづく。

 


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