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時代箪笥の木庵田中は明治時代の和箪笥(骨董たんす)をリホームリメークして今の生活に使える時代箪笥を販売する京都の家具屋です。

電話でのお問い合わせはTEL.075-431-0579

〒603-8225 京都市北区紫野南舟岡町5-46

エッセイ右往左往item list

エッセイ右往左往は1月4月7月10月に更新します。


木庵の日々の出来事をつぶやいております どうぞお楽しみ下さい。 
右往左往 2021 04

毎日走り回っているつもりでも所詮大自然の掌で右往左往しているのが関の山そんな私のひとりごと(紫野 木庵 庵主 公童法師)No100 

暖簾(のれん)30年ほど前師の山坊に通っていたころ麻でできた暖簾が積んであった。ちょうど木庵田中の屋号をさづかったので四幅の暖簾に木庵田中と大書していただき三幅の暖簾に壺の絵と〇△□ 二幅の暖簾に可愛い三人娘の人々楽 その別に円相に一刷半天と揮毫された暖簾も三枚いただくことがあった。彼のお気に入りは朱墨で書かれた〇△□の暖簾、仕事の心得の額の下にかけ汚さぬように頭を下げて歩いていたつもりが30年の年月とともに裾が汚れシミ落し屋さんに何回か綺麗にしてもらったが擦り切れてきたので新調することになった。京都には印染めといわれる染め工房さんがありお願いしてみた、ただ麻布に直書きの為元のように滲みの濃淡は出せない。〇△□と長老公照 落款を五枚型取りしシルクスクリーンで糊を置き染をかける大変な手間をかけていただき仕上がりました。また30年汚さんようにもっと腰を低くは、商売の基本なり。

 

 

 印染め よみがえりたる 麻暖簾 頭を低く 商いはげめ  (公童法師)

 

カーテン屋(かーてんや)年度が代わる三月は保育園さんからのカーテンの新調の相談が増える。なんで家具屋さんがカーテン縫製するのと不思議がられるが昔からご依頼があれば色々な商品を扱ってきていた。子供のころは荒物屋さんのように蝿帳から石油コンロ建具のガラス取り換え中学生の頃父は当時インテリアと言われた室内装飾カーテンカーペット壁のクロス張替えをはじめ屋号も田中道具店からインテリアタナカに変わり彼も出入りの職人さんについて仕事を学んだ。高校は木材工芸科そこから写真工学に進み父の後を継いだがその後もアメリカのポスターを買い付けたりし当時建設省認可のインテリアプランナーの資格を取り家具屋さんの組合では長く理事も務めさせて頂いた。輸入家具 手づくの家具 そして時代箪笥と店に並ぶ品物はその時のお客様のご要望に応え変化してきたが不思議とカーテンのお仕事だけは続いていた。戸建ての住宅建設盛んな頃は滋賀県各地の新興住宅へ引っ越される京都のお客様について比叡山を超え採寸に行きショウルームで生地選びを手伝いレールを取り付けカーテンにひだをつけてたたみ一日がかりで納品したこともあった。30年ほど前から保育園さんからの依頼も増え「カーテン屋のオッチャンと子供たちに呼ばれている彼、実は高いところが大の苦手床から3メートルの位置にカーテンレール取り付けようとすると長い脚立の上で足が震える。今はレーザー測量機器でピッで天井から床まで測れるがやはり下は見たくないのが本音。可愛い子供たちの元気な声を聴きながら今日もカーテン屋のオッチャンを演じる日々、さて木庵さんは何者か 七つの顔を持つ男?。




「おーい遊びにいこらよ」はここをくりっくしてね。

 

 

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木庵 田中

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TEL.075-431-0579
代表者田中公童(稔秋)
京都府公安委員会
第7858号