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時代箪笥の木庵田中は明治時代の和箪笥(骨董たんす)をリホームリメークして今の生活に使える時代箪笥を販売する京都の家具屋です。

電話でのお問い合わせはTEL.075-431-0579

〒603-8225 京都市北区紫野南舟岡町5-46

エッセイ右往左往item list

エッセイ右往左往は1月4月7月10月に更新します。


木庵の日々の出来事をつぶやいております どうぞお楽しみ下さい。 

  • 右往左往 2020 10

    毎日走り回っているつもりでも所詮大自然の掌で右往左往しているのが関の山そんな私のひとりごと(紫野 木庵 庵主 公童法師)No98 

    防犯カメラ(防犯カメラ)「見守り隊が子供に向かって御経を唱えている」と匿名の電話が小学校にあったと校長先生が詰問にこられた。「昨年の東大寺研修会前には子供の通る間に声明の稽古はしていたが防犯の先輩の指摘で以後はしていません」と答えたが信じてもらえなかった。本来ならば「匿名の電話の件で確認に来ましたがそうで無いなら安心しました、これからも見守り宜しくお願いします」で笑い話で済ますところ校長は引き下がらない、「登校時間が終わったので失礼します」と庵に帰った。匿名の電話よりも校長の態度に腹がたち教育委員会に内容をFAXで送信すると「もう一度お話ししたいと」校長から留守番電話に録音が有ったきりで2週間がたった。その間庵の中から登下校を見守り録画と録音の出来る防犯カメラを準備して再び教育委員会にFAXすると指導主席の方から「今後も子供達の見守りをお願いしますと」連絡が有り校長から「対応に不備があったことをお詫びします」と電話が有った。謝罪を電話で済ます?令和の教育者、子供の未来は安心か。

     

    今の世は 行動記録 せなならぬ 我が身を守る 防犯カメラ  (公童法師)

     

    修復(しゅうふく)彼の仕事は箪笥屋さん今は明治時代の骨董箪笥を修復(リホームリメーク)して洋風化した生活に合うように修理しています。今回も蔵にあった小袖箪笥の修復の依頼を受けました。まず箪笥を預かり指物師 塗師 金物師(鍛冶屋)さんを回り見積りを集め修理方法を考えお客様に説明了解をえてまずは金具の取り外しからかかる。頭がドーム状になった釘は錆び付いて木に食い込みなかなか抜けないが1本ずつ丁寧に抜いていく。金具は取っ手も含めて約80釘は300余りで二日かかり次に指物師さんに箪笥の台の腐食部分を新しい材にし裏板を外し新しい板を張り付けてもらう、これで箪笥全体の強度がまし揺れが無くなった。続いて抽斗を調整してもらい一度持ち帰り洗いをかける。ゆっくり乾かし塗師屋さんに届けお客様の希望で前は木目の見える拭き漆天と両側は布目漆で仕上げてもらう。塗り上がるまで数ヶ月その間に金具の不足分を金物師(鍛冶屋)さんに依頼、できあがるまで約一月また古い使える金物の錆を落とし磨きをかけてもらい仕上がった新しい金物と色合わせをしてもらう。塗り上がった箪笥と金物が揃い彼の仕事が始まる。まず箪笥四隅の金具を取り付け全面格段補強のL字金物両側の持ち手 嫁入り道中で担ぐ棒を通す金具 それから各抽斗の角金具と取っ手 最後に箪笥右下の小さな扉を取り付けようやく完成する。と順序はこうなるが古い箪笥は彼の思うようには納得しない金物の位置がずれているので直そうとすると嫌々する古い釘穴に木を埋め正しい位置に錐で穴を開け釘を打つと不思議や元の位置にもどっている。箪笥さんこうではどうどす、アアではどどすと話しかけながらの作業 天板の書き付けは江戸後期 御年200歳の箪笥と話す日々、秋の空に満月昇る。



    「おーい遊びにいこらよ」はここをくりっくしてね。

 

 

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木庵 田中

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代表者田中公童(稔秋)
京都府公安委員会
第7858号